危険物取扱者乙4の試験日程の調べ方と申込み|電子申請・書面申請の流れ
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危険物取扱者 乙種第4類(乙4)の試験は、年に1回の試験ではありません。都道府県ごとに、年度の中で何度も実施されます。そのぶん「いつ・どこで受けるか」を自分で決める必要があります。この記事では、消防試験研究センターの公表をもとに、試験日程の調べ方、電子申請と書面申請の手順、申込みで気をつけること、受験票と写真の注意点、そして試験日から逆算した学習の始め方をまとめます。
この記事の要点
- 乙4の試験は、都道府県ごとに年度の中で何度も実施されます。令和8年度後期の日程表(2026年10月26日時点)では、乙4を含む回が全国で214回ありました。
- 日程は、消防試験研究センターの「試験日程」のページで、試験種類「乙種4類」と都道府県を選んで調べます。住所に関係なく、どこの都道府県でも受験できます。
- 申込みは電子申請と書面申請があり、受付期間は試験日ごとに違います。同じ試験日に重複して申請することや、同じ種類の試験を2回受けることはできません。
乙4の試験は、都道府県ごとに通年で実施
危険物取扱者試験は、一般財団法人 消防試験研究センターの中央試験センター(東京)と、道府県の支部が実施しています。試験日は都道府県ごとに決まっていて、年度の中で何度も実施されます。日程は変更されることもあります。
どのくらいの回数があるかの目安として、令和8年度後期(10月〜3月)の危険物取扱者試験の日程表(2026年10月26日時点)を乙4なびで数えたところ、乙4を含む試験の回は、全国で214回、47都道府県すべてにありました。東京都だけで20回です。年度の前期(4月〜9月)にも、別に日程が組まれています。
消防試験研究センターの「よくある質問」によると、毎年度の日程は、早い場合は2月末ごろに公表されることがあります。ただし、支部によって公表の時期は異なります。受験したい時期が決まっている方は、こまめに日程を確かめてください。
試験日程の調べ方
試験日程は、消防試験研究センターのホームページにある「試験日程」(試験情報検索)のページで調べられます。乙4の日程を探すときは、次の順で条件を選びます。
- 試験実施年月 を選ぶ(受けたい時期の範囲を、始まりと終わりの月で指定する)
- 免状区分 で「危険物取扱者」を選ぶ
- 試験種類 で「乙種4類」を選ぶ
- 都道府県 を選ぶ(複数選べる。地方ごとにまとめて選ぶこともできる)
- 表示状態 で「全件表示」か「申請受付中のみ表示」を選び、表示順 を「試験日順」か「都道府県順」にして検索する
「申請受付中のみ表示」を選ぶと、いま申し込める試験だけにしぼれます。受けたい月がまだ決まっていない場合は、試験実施年月の範囲を広めに指定し、「試験日順」で並べると、近い日程から順に見比べられます。複数の都道府県を選べば、隣の県の日程も同時に確かめられます。また、同じページから、年度の前期・後期ごとの危険物取扱者試験の日程表(PDF)もダウンロードできます。全国の日程をまとめて見比べたいときに便利です。
日程の詳しい内容(会場、集合時刻、申込みの方法など)は、受験する支部の試験案内に書かれています。申し込む前に、必ずその試験案内を確認してください。
申込みの方法:電子申請と書面申請
申込みの方法は、インターネットで申し込む 電子申請 と、受験願書を提出する 書面申請 の2つです。消防試験研究センターは電子申請をすすめていて、書面申請は、令和10年度から原則として受け付けられなくなる(電子申請のみになる)予定です。
| 電子申請 | 書面申請 | |
|---|---|---|
| 申し込むところ | 電子申請のサイト | 受験する支部(郵送がすすめられている。窓口は混雑することがある) |
| 受け付ける時間 | 受付期間中は24時間(システムの保守の時間を除く) | 受付期間内に、支部の案内に従って提出 |
| 願書 | 取り寄せ・郵送は不要 | 受験願書をそろえる(郵便で取り寄せることもできる) |
| 証明書類 | 電子データ(JPEG・PDF)でアップロード | 原本またはコピーを添付(振替払込受付証明書は原本) |
| 手数料の払い方 | クレジットカード、PayPay、メルペイ、コンビニ払い、ペイジーから選ぶ | 支部の試験案内に従う |
| 受験票 | 試験日のおおむね10日前に、ダウンロードできる旨のメールが届く。自分で印刷する | 試験日のおおむね1週間前に郵送される |
| 申込み後の修正 | 受付期間内なら、受験地の変更など一部の項目を「電子申請状況確認」で直せる | 支部に問い合わせる |
出典: 消防試験研究センター「受験の申請について」「注意事項」「受験案内」「よくある質問(危険物取扱者試験)」。
書面申請の補足と、科目免除を受ける人
書面申請の受験願書は全国共通で、郵便で取り寄せることもできます。消防試験研究センターの「よくある質問」では、以前の願書も使えるものの、手数料の払い方に制限があるとされています。手元に古い願書がある方は、使う前に支部の試験案内で確かめてください。会社などでまとめて申し込む団体での提出・払込みもできると案内されています。
ほかの類の乙種の免状を持っていて、法令と物化の免除を受ける方は、願書に免状のコピーを添付します。電子申請では、証明書類を電子データでアップロードできます。免除を申請するときは免状の番号が必要なので、申し込む前に手元の免状を確認しておきましょう。
試験手数料は、乙種で5,300円(非課税)です。一度払い込んだ手数料と、提出した書類は返還されません。申し込む試験日と都道府県を、払い込む前によく確かめてください。試験の仕組みや手数料の詳細は、試験の概要と合格基準の記事にまとめています。
申込みで気をつけること
受付期間は、試験日ごとに違う
申込みの受付期間は、全国で一斉ではなく、試験日ごとに決まっています。受付は、試験日のしばらく前に締め切られます。日程表で試験日だけを見て「まだ先だから大丈夫」と思っていると、受付がすでに終わっていた、ということが起こりえます。受けたい試験日を見つけたら、試験日と一緒に、受付期間の終わりの日 を確かめてください。
同じ試験日に、2回は受けられない
同じ試験日に、電子申請と書面申請で重複して申請することはできません。また、同じ種類の試験を2回以上受けることもできません。違う種類の試験を同じ日に受けることも、「複数受験」として認められているものを除いてできません。乙4と、ほかの類を同じ日に受けたい場合は、その支部で複数受験ができるかを試験案内で確かめてください(支部によって扱いが異なります)。
その他の注意
- 試験の開始時間を希望することはできません。
- 虚偽の申請をした場合は、受験できません。
- 障害などで受験に配慮が必要な方は、申請する前に、申請する予定の支部に相談するよう案内されています。
- 台風などで会場や日程が変わる場合は、消防試験研究センターのホームページに掲示されます。
受験票と写真、当日まで
受験票は、電子申請なら試験日のおおむね10日前に、登録したメールアドレスにダウンロードの案内が届きます。メールが届かない場合は、電子申請のサイトの「受験票/受検票の印刷」から自分で印刷します。書面申請なら、試験日のおおむね1週間前に郵送されます。届かない場合は、願書を提出した支部に問い合わせます。受験票を受け取ったら、試験日・会場・試験の種類(乙種第4類)が申し込んだとおりになっているかを、すぐに確かめておきましょう。
当日の持ち物は、写真を貼った受験票、鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)、消しゴムです。電卓、定規類、スマートフォン、スマートウォッチなどの機器は使えません。受験票に書かれた集合時刻までに集合し、会場へは公共交通機関で向かいます。
試験日を決めたら、学習状況に入れる
乙4は、試験日を自分で選ぶ試験です。言いかえると、試験日を決めるまでは、勉強の締切がありません。日程を調べて受ける日を決めたら、乙4なびの学習状況の画面に、その日を入れてください。試験日までの 残り日数 と、まだ習得していない問題をもとにした 1日あたりに進めたい問題数の目安 が表示されます。試験日は、そのブラウザに保存されます。
試験日を選ぶときの考え方
日程を選ぶときは、次の4つを一緒に考えると、無理のない日を決めやすくなります。
- 勉強に使える期間: 2か月ほど準備したい方は、2か月先の試験日で、受付期間がまだ終わっていない回を選びます。1か月・2か月の進め方の例は、勉強方法の全体像の記事で紹介しています。
- 受付の締切: 試験日が先でも、受付の締切は近いことがあります。締切までに、手数料の払込みと書類の準備を終えられるかを確かめます。
- 会場と集合時刻: 会場と集合時刻は、試験案内や受験票で確かめます。会場までの移動にかかる時間も考えて選びます。
- 仕事や行事の予定: 試験の前の週は、間違えた問題の解き直しに時間を使いたい時期です。忙しい時期と重ならない日を選ぶと、仕上げの時間を確保しやすくなります。
申し込んでから試験日までは、たとえば次のように進めます(乙4なびのおすすめの一例です)。
- 受付の締切まで: 日程を決めて申し込む。並行して、複数の科目にまたがる言葉(品名・引火点・燃焼範囲)から勉強を始める
- 受験票が届くころ(試験日の約10日〜1週間前): 写真を用意して受験票に貼る。新しい項目は増やさず、間違えた問題の解き直しに切り替える
- 試験の前日: 受験票・筆記用具・消しゴムを用意し、会場への行き方と集合時刻を確かめる
乙4は年度の中で何度も実施されるので、思うような結果が出なかった場合も、次の試験日を選び直せます。試験結果通知書には合否と正答率が書かれているので、足りなかった科目を確かめてから、次の日程と勉強の計画を立て直してください。
申し込んだら、すぐに勉強を始めましょう。法令の土台になる「危険物の定義と類・品名」の10問から解いてみてください。各項目10問までと、学習の記録・復習は無料です。
全問と模擬試験は、90日パス(2,980円・買い切り。購入から90日間)で使えます。試験日までの期間に合わせて、必要になったら検討してください。
この記事の手続きは、消防試験研究センターの公表(2026年10月26日に確認)をもとにしています。申込みの方法や日程は変わることがあるので、必ず最新の試験案内で確認してください。
この記事の項目で、問題を解く
よくある質問
- Q.乙4の試験日はいつですか。
- 決まった1日ではなく、都道府県ごとに年度の中で何度も実施されます。消防試験研究センターの「試験日程」のページで、試験種類「乙種4類」と受けたい都道府県を選ぶと、試験日と受付の状況を調べられます。
- Q.住んでいる都道府県以外でも、乙4を受験できますか。
- できます。住所や勤務地に関係なく、希望する都道府県で受験できます。受験の申請は、受験したい都道府県の支部(東京都は中央試験センター)に行います。
- Q.乙4の申込みは、試験日の直前でもできますか。
- 申し込めるのは、その試験日の受付期間の中だけです。受付期間は試験日ごとに決まっていて、試験日のしばらく前に締め切られます。受けたい試験日を見つけたら、受付期間の終わりの日を必ず確かめてください。
まずは、今日の10問から。
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参考にした公的な情報
この記事は、法令や公開されている情報をもとに、乙4なびが独自にまとめたものです。試験の最新情報(試験日、時間割、合格基準、法令の基準日など)は、実施団体である一般財団法人 消防試験研究センターの受験案内で、必ずご確認ください。運営者・編集方針は乙4なびについてをご覧ください。